2016年6月26日日曜日

PCB切削

CNC3040でPCBパターンを切削してみた。
QFN32パッケージ (0.5mmピッチ x 32ピン) のパターンで信号線の最小幅は0.3mm、パターン間ギャップの最小幅は0.2mmだ。

CNC3040Cの付属品で以下の彫刻用エンドミルが付いてきたのだが、これだと旨く削れなかった。先端部の幅がもっと狭く且つ角度ももっと鋭角でないと上記寸法は厳しいようだ。

そこで、以下のΦ0.2mmのドリルの刃でやってみたら、刃が撓ってしまい全く削れなかった。次に刃を根本から1mm位残して切断し、これでパターンを削ってみたら上の写真のように何とか削れた。

Z軸方向のバックラッシュがあるようで、最初にゼロ調整して切削しても最後の方のパターンが旨く削れなかったりして数回重ねて削り直しした。切削深さが数十μともなると、切削面の平面度とかバックラッシュ等がかなり効いてくる。うーむ。


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