2017年6月25日日曜日

TE0720

ひっさびさにFPGAボードを購入した。

購入したのはTrenz ElectronicのTE0720-03-1CFで、ベースボードとGigaZee TRENZ付属品セットも一緒に購入した。


搭載されているFPGAはZYNQ XC7Z020-1CLG484C。
このサイズにZYNQ XC7Z020-1CLG484Cの他に1.5A DC/DC電源、32MbyteのSPI Flash memory、 4GbyteのeMMC、1GbyteのDDR3-SDRAM (バス幅は32bit)、RTC (Real Time Clock)、MEMS sensor、User LED等が搭載されているのだから驚きだ。

PYNQ-Z1の購入も考えたのだが、TE0720の方がDDR3 SDRAMの容量、バス幅等で性能が上回っていたのでこれを購入した。ベースボードに搭載されているI/FはEthernet、USBホスト、USBデバイス(JTAG及びUSB-UART用)、マイクロSDカードコネクタで、HDMIコネクタは実装されていない。FPGAからの信号は左右のランドに出ているのでそこにHDMI信号を出すことは出来ると思う。

ヒートシンクを取り付けた状態

ヒートシンクは本体とは別売りだが、この状態で動作させても結構熱くなるので必須と考えたほうがいい。ベースボードの4隅のネジ穴は支柱やゴム足等の取付用穴にも見えるが、穴径はΦ3.0以下(Φ2.6のネジなら入る)と小さい。両サイドのランドにはDINコネクタを実装するというのが設計意図のようで、この穴はそのコネクタを固定するための穴だ。ベースボードにDINコネクタが付属していた。

とりあえず、今のところはこのコネクタは実装せずΦ2.6のネジを足代わりに取り付けることにした。

ZYBOと並べて大きさを比べてみた。

電源を入れてみたところ、PetaLinuxが起動した。

搭載されているZYNQ FPGAはXC7Z020とPYNQ-Z1と同等なので、PYNQのシステムを移植して動かせるのではないかと考えている。最近はAIがバズワード化しており、ネットでもAI関連の記事を見ない日が無いほどだが、私も流行に乗り遅れないように「FPGAでAI」をお勉強してナウでヤングなエンジニアを目指そうと企んでいる今日このごろだ。・・・できるかな?

その前にHDMIコネクタを取り付けなくては。

自作CPUで遊ぶ 25

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