前回作ったプローブは早速使っている。
なかなか便利。
一方、MDFでもプローブ本体部を作ってみた。
MDFの方が側面の仕上がりが綺麗だ。その内交換しよう。
これまではスピンドルの回転数とか軸の移動速度等は設定通りに動いているんだろうと考えて、計測しての確認はしなかったが、ふと、思い立って測定してみることにした。測定するといっても色々測定用の仕掛けを作らなければならない。
まず、スピンドルの回転数を測定してみた。
測定は以下のようなフォトインタラプタを使った1穴エンコーダを作成し、フォトインタラプタの出力をデジタルオシロスコープに入力し、オシロスコープの周波数測定機能を使って周波数を測定した。
我が家のCNCのスピンドルモータはVFD型のモーターで、回転数は操作パネルのknobを手で回して設定する。パネルに表示されるのは周波数で、回転数[rpm]はこれを60倍した値となる。今回は設定値(周波数)とオシロスコープで測定した周波数とが一致するかを見た。
結果はほぼ完璧に一致した。カタログに偽りなし!っていう感じだ。
次に、軸の移動速度を見る。
移動速度の測定にはロータリーエンコーダとロジアナを使うことにして、以下のような仕掛けを作った。写真奥手側にステッピングモータが付いているが、エンコーダの対向軸として使っているもので、通電して動かす訳ではない。
CNCの盤上に設置した。
プーリーはベルト(輪ゴム)のかかる部分の円周が切りのいい値になるように直径を決めた。具体的には、直径は40.1mmで円周は約126mmとした。これをエンコーダの1回転当たりのパルス数で割れば1パルス当たりの移動距離が計算でき、そのパルス列をロジアナで測定し、後処理で速度を算出する。起動時の加速具合やバックラッシュ等も見れるかも知れない。。。
が、今日は時間切れとなってしまった。
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