このベースボードをフレームに固定するのだが、しっかり固定したいので12個のネジで固定することにした。しかし、フレームの溝に通す角型のナットが無い。幸い20mm幅のアルミ材を持っていたのでこれを加工してナットを作ることにした。
これを20mm角にして、中心にΦ6のタップを立てるためにΦ5の下穴を空ける。しかし、現状Φ3用とΦ6用のコレットチャックしか持っていないのでΦ3の下穴を空けて、ボール盤でΦ5を空け直すことにした。
アルミ材の中心に穴を空けるために、まず別の板材をフレームに固定し幅20mm、深さ1mmの溝を掘り、その溝にアルミ材を嵌めこんで加工した。
板材の加工用データとアルミ材の加工用データは別個になるが、CNCのXY方向の原点設定を変えずにデータを入れ替えるので、この方法でうまく中心に穴を空けることができた。
加工後のワーク。
これを個々に切り離してヤスリがけをして仕上げた。
次にボール盤で穴をΦ5に広げてからタップ立てをしたのだが、深夜になってしまってボール盤を使えなくなってしまった。(騒音防止) そこで仕方なくボール盤のスピンドルを手で回して穴を広げ、目検討で垂直にタップを立てたのだがちょっと斜ってしまった。が〜ん orz
アルミ材はもう1本あるので作りなおすこともできるのだが、次の日に修正用の治具を作って修正してみることにした。治具は25mm厚のMDFに20mm角、深さ4mmの穴を掘り、中央にΦ6の穴を貫通させた。
そして、角穴にナットを嵌めこんで固定し裏の穴からタップを刺し込んでタップを立て直した。
0 件のコメント:
コメントを投稿