ロジアナとCommunication Boxを同時に使う場合等のようにFTDI社のUSB I/F LSIが複数PCに接続されている場合を考えると、GUIプログラムはロジアナのポートを選択できるようにする必要がある。そこで、プログラム起動時にPCに接続されているデバイスの数を調べ、2つ以上接続されている場合は以下のようなダイアログを表示して選択できるようにした。
ダイアログウィンドウには、ftdi2xxライブラリのFT_GetDeviceInfoList()で得られる情報から、ID、Description、SerialNumberを表示している。 SerialNumberの型は文字列型だが、このLattice MachXO2 Breakoutボードの場合はNULLになっているようである。 残念ながら固有値的な情報は含まれていないので、この内容からロジアナを特定するのは難しい。 ftdi2xxライブラリのAPIを利用してSerialNumberのフィールドに固有値を書き込んでおけば識別可能になるだろう。
それと、測定環境は維持しながらもソフトウェアを立上げ直したりPCを再起動したりというこはよくある事だと思うが、その度にロジアナを再設定するのは面倒である。 プログラム終了時にその時点の設定内容を保存しておいて、再起動時に自動でその内容で復帰できると便利であるのでその機能も追加した。 プログラム終了時にnla.iniというファイルに設定内容を保存し、起動時にそのファイルを読み込んで設定を復活する。 ファイルが存在しない場合は初期状態で起動する。
これで、そこそこ使えそうなロジアナが出来た。 \(^_^)/
snapshot版も最新版に更新した。
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