2023年9月3日日曜日

自作CPUで遊ぶ 6

手持ちのモーターの内どれが一番高速に回せるか見てみたら下の写真の左上のやつが一番高速に回せた。
これを無負荷(円板とか何も付けない状態)で回してみたところ 45000 [rpm]まで回せた。電源電圧は通常は5Vにしているがこの時は12Vにした。5Vだと27000 [rpm]位が上限だった。zumi32のプログラムは基本的に前回と同じで、回転数の上限だけを変えた。

次に磁気ディスクを装着して回してみることにした。そしたらこれまでと全く様相が変わりαx^4の制御曲線では回せなくなった。負荷が重くなったためと思う。モーターを脱調しないで起動出来る回転数の上限は無負荷時は300[rpm]位だったのだが、これが60[rpm]、つまり 1 [rps]になった。また制御曲線は一次式のαxにする必要があった。αの値は0.01になった。この曲線での回転数の上限は10500 [rpm]だった。(電源電圧は5V) ディスクが重いので慣性力(イナーシャー)が大きく、駆動を停止してもディスクの回転がなかなか下がらない。 当然だがこのディスクは偏心していないので高速に回しても音はそれほど大きくならない。

負荷の有り無しで結構違う。勉強になった。 
Youtubeに壊れたHDDを改造してディスクグラインダーにする動画があって、ウソクセーと思っていたのだが、これくらいのイナーシャーの付き方ならもしかしたら出来るのかも知れない。


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