GUIソフトが動くようになった。
左側のCHANNELグループのチェックボックスで使用するCHを選択する。また、その横のテキストボックスで信号名を設定できる。ここに設定されている信号名がVCDファイルに出力される。
右側のTRIGGERグループでトリガ条件の設定を行う。コンボボックス内の選択肢は以下の通り
各設定をした後に右下のSTARTボタンをクリックすると、ロジックアナライザが動作状態になる。
動作中はボタンの文字表記がSTOPに変わる。(ここをクリックすれば止められますよという意味)
トリガ条件が検出されるか、または、STOPボタンがクリックされるとボタンの文字は WAIT → DUMP と変化する。 WAITはロジックアナライザの後処理完了を待っている状態であることを表している。この後処理というのは、トリガ一がPREやCENTの場合にトリガ検出後に一定長のデータを取りこむ処理のことである。また、DUMPはDRAMからデータを読み出してVCDダンプファイルに変換している状態であることを表している。
これが完了すると再び START に戻る。 VCDダンプファイルのファイル名は現状、dump.vcdで固定としている。 GTKWaveはファイルを介さずにunix パイプ機能をつかって、VCDデータ生成プログラムと直接繋ぐことが出来るが、現状はファイルを介する方法を採用している。その方がプログラムが異常終了したりしてもデータが残るからである。
以下は、上図の設定で押しボタンスイッチの信号と1KHzの信号を測定した結果をGTKWaveで表示している。 信号名部の最下部のTRIGはトリガ検出部を示している。トリガ位置をCENTERとし測定したので画面中央部が検出点になっている。
そのトリガ検出部の拡大
トリガ条件はCH3 (PUSH_SWITCH)の立ち上がりエッジで、トリガカウントは4に設定した。
波形をみると4発目を検出しているっぽいが、パルス幅が細くてこの倍率では本当に4発目を検出しているのか判らない。
さらに拡大してみると、グリッジ上のパルスが2つ連続あり、その左側がトリガ検出点になっているので、4発目で検出できている。
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