
固定小数化の利点は回路規模が小さくなることだ。例えば以下は複素数乗算部(dft_cmply)だが、浮動小数版よりも小さくかつレイテンシーも8から3に減らすことができた。

もっと定量的に比較するために、dft_core部をトップもジュールにして合成してみた。
以下は上段が浮動小数版、下段が固定小数版だ。合成条件は同じだが、クロック周波数等の制約は付けていない。


Spartan3E 250にも入れられるかな??
タイミング制約も付けた全体の合成結果は以下の通り。
最上段がシステムアーキテクチャ、中段が浮動小数版の結果で下段が固定小数版だ。



いつものバイクの通過音を再生させてみた。
見た感じは浮動小数版と変わらない。
どの位差があるのかはシミュレーションして得られたデータとCモデルの出力との平均二乗誤差をとって評価してみるつもりだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿