http://bravo-fpga.blogspot.jp/2014/10/zybo-6.html
が、時は過ぎvivadoの版も上がり、今時はdegilentからzyboのboardfileを入手してvivadoに追加すればtarget boardにzyboが選択できるようになっている。boardfileのインストールは定義ファイルをインストールディレクトリ下の/data/boards/board_filesに置くだけだ。preset parameterを変更するよりも簡単だ。そこで、ここらでboardfile方式に移行することにした。
boardfileはここから入手できる。
https://reference.digilentinc.com/reference/software/vivado/board-files
boardfileをインストール後以下のようにしてdesignを移行した。
まず、現行のprojectを開いてblock desginをexportした。
次に新しいproject用のフォルダを作成し、exportしたtclファイルをコピーした。
tclファイルを編集する。
preset parameterを指定している行を削除する。
create_projectしている部分に以下の様にzyboの情報を追加する。
gpioの定義の修正
exportされたtclでは何故かgpioの入出力とbit幅の定義が抜けているので、それを修正する。
修正前
修正後
vivadoを起動してprojectをcreateする。
Default partのページで素子名ではなくBoardsのZyboを選択する。
Create Block Designを実行してBlock Designerを開き、IP Repositoriesに自作IPのRepositoryを追加する。
tcl Consoleで先ほど編集したsystem.tclをsourceするとBlock Designが実行される。
構築が終わったら、Generate Block Designを実行後、HDL Wrapperを生成する。
これでBlock Designが出来たので、Run Implementationボタンをクリックして合成、Inplementationまでを実行、最後にGenerate BitstreamしてBitsteramを生成
おっと、制約ファイルを取り込むのを忘れていた。
元のprojectのxdcファイルを新しいprojectにloadする。
気を取りなおして、Run Implementationからretry
タイミングはMetした。入出力遅延を設定していないピンがあるため、Check Timingに!マークが付いてはいるが。
Generate Bitstreamを実行してBitstreamの生成まで完了した。