今回の災害で、私自身は被害は被っていないが(強いていえば当日職場から家まで6時間かけて徒歩で帰宅し、結果両足の親指の爪が剥がれてしまったこと位だ。)、その日以降頻発する地震や原発の問題等が何となく気がかりで、とてもじゃないが呑気にFPGAを弄ったりブログを書く気になれなかった。
始めの頃はYahooの地震情報のページを見てはドキドキしている毎日だったが、その内表計算ソフトにデータを入力してグラフに描いてみたりしだした。私は地震学の専門家ではないのでこんな事をしても何かが解るわけではないのだが、なんちゃってエンジニアの性とでも言うべきか。。。
Yahooのページでは直近の地震からの1000件までのデータを見ることができ、それ以前のデータは日本気象協会のページで見ることが出来る。
それらのサイトから、2010年10月20日の20時26分のデータから今に至までのデータを収集しているが、これらのデータをグラフに描いてみると3月11日辺りから様相が一変している様が伺える。
上の数値データの図を見ても解るが3月11日の地震の震源域では3月9日の11時45分の震度5弱から、ほぼ同じ地域で地震が頻発していたようだ。
上図は3月1日から3月12日までのデータの散布図で赤い★が3月11日のM9.0の地震、赤い点線で囲っている部分は3月9日から3月11日までの頻発していた地震だ。明らかに3月9日以前とは様相が異なっている。この3月9日からの地震を注意喚起に生かせなかったもんだろうかと素人ながら考えてしまった。
緯度、経度、規模、深さのデータからgnuplotとavidemuxというソフトで動画にしてみた。
これを見ると震源域では浅い領域から深い領域まで満遍なく地震が発生しているようだ。
気象庁のページによれば地震は一般には地下で断層がずれ動いて発生するらしいので、その領域では相当岩盤が破壊されているのかも知れないなと思った。。。
さて、FPGAに関係ない話はこれ位にして、これからはぼちぼちと活動を再開していこうと思う。