2011年7月23日土曜日

CAN IPのDEBUG 8

simulationはほぼ終わった。
StateMachineの分岐も100%確認できた。



これでこのProjectを終わりにするのは、あまりにもこの子が不憫なのでちょっとだけ実機で動かしてみることにした。ただし、ちょっとだけ動かすとは言っても実機で動かすとなるとそれなりの構成の物を構築する必要がある。
という訳で、下図のようにちょっとしたマイコン風味の構成にした。



Peripheralとして、zumi32のbusにCAN, I2C, TIMER, GPIO, INTC(割り込みController)が繋がっている。TIMERは32bit 1ch、GPIOはGPI 15bit, GPO 15bitだ。 I2Cは不要な気もしたが、一応入れておいた。 各PeripheralのRegister構成はこんな感じだ。



また、図にはUARTもあるがこれはzumi32の命令のDownload等に使うため、zumi32の支配下には入っていない。 zumi32にはDebug用の回路は入っていないが実行中のPCの値位はこのUART経由で見ることは出来る。
Target FPGAはXC3S250E(Spartan 3E)で、CQ出版社のDesignWave 2007年7月号の付録に付いていたSpartan3E基板を使う予定だ。 XC3S250Eに入るか若干不安もあったが何とか収まった。



下の左側がXC3S250Eの付録基板だ。また、写真手前の3つのICはCAN Transceiver ICだ。



ここまでの環境は出来たがこれだけでは不十分で通信相手を用意する必要がある。

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