2016年2月12日金曜日

CNC4030 2 (制御用PCの組み立て)

前回、32bit Windowsを所有していないと書いたが、よく考えてみたらうちの奥さんのPCにインストールしていたWindows XP Home EditionのCDROMを捨てずに持っているのを思い出した。

奥さんのPCのOSはWindows 7に更新したので、このWindows XPを別のマシンにインストールしてもライセンス的な問題は無いはずだ。OSをインストールするハードも手持ちのジャンクを調べたら産業用シングルボードPCが出てきた。

このボードはROBO-616というPCIカードサイズのシングルボード・コンピュータで、CPUはPentium-III 1GHzでパラレルポート用コネクタもある。3年位前に、ヤフオクであるネットワーク関連装置のジャンクを部品取り目的で落札した。装置3台セットで¥1,800だった。欲しかったのはその装置で表示器として使われていた蛍光表示管式のキャラクタディスプレイだったのだが、装置を分解してみたら上記のシングルボード・コンピュータが出てきたのだった。筐体等は廃棄したがこのボードは将来何かで使えるかも知れないと思いとっておいた。

で、その時が来たという訳だ。
しかし、筐体等の機構部品は入手した当時に廃棄してしまったのでボードを入れる筐体が無い。そこで、手持ちのジャンク材料を加工して仮の筐体を作った。



これもヤフオクで落札したあるジャンク品で使われていたフレームだが、アルミだったので捨てずに取っておいた物だ。糸鋸で切断したり、ボール盤で穴を空けたり、ヤスリで削ったりして何とかこういう形になった。このリアパネル用の四角い穴を空けるのが大変だった。この筐体を作るために今回購入した材料は10mm x 10mm x 1mのアルミのLアングルだけで、¥200位だった。やはり持つべきものはジャンク箱だわ。

こういう筐体もCNC4030で綺麗に作りたい。だから、今回作ったのは仮の筐体だ。
ハードディスクを接続してWindows-XPのインストールをした。インストールは正常になされ、ライセンスのアクティベーションも出来た。 Windows Updateで更新プログラムも全て適用できた。


0 件のコメント:

コメントを投稿

自作CPUで遊ぶ 25

まだ制御ソフトが完成していないので今まではスピンドルを移動するために一々簡単なプログラムを書いて移動させていたのだが、非常に面倒なのでCNCペンダント的なものを作ることにした。 右側の縦に2つ並んでいるスイッチ...