2011年11月15日火曜日

ガニメデの優しい巨人

創元SF文庫のジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」シリーズにはまっていて、今は「ガニメデの優しい巨人」を読んでいる。 これのp217の記述 「ハードウェアの構成自体がプログラム可能であって ~   言うなれば、ソフト・ハードウェアだな。」ってまるでFPGAだね。。。この作品は本当に面白い!!

この作品のCopyright情報によれば、「INHERIT THE STARS」(星を継ぐもの)は1977 in USA、「THE GENTLE GIANTS OF GANYMEDE」(ガニメデの優しい巨人)は1978 in USAとなっている。一方、Wikipediaによると、「プログラム可能なロジックアレイ、論理ゲート、論理ブロックといった基本概念は1985年、David W. Page と LuVerne R. Peterson の取得した特許に既に見られる」そうだが、これの出典である特許(http://www.google.com/patents?id=BB4vAAAAEBAJ&dq=4508977)によるとFilling date(申請?)が1981年、特許内で引用している他の特許でもっとも古いのが1971年のものになっている。作者ジェイムズ・P・ホーガンの作品中の上記記述は彼の独創によるものなのか、それとも作品とほぼ同時期に発明されていたPLA (Program Logic Array)の概念について既に知っていたんだろうか・・・ どうでもいいっちゃどうでもいいことなんだけど、ちょっと興味があるな。

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